キューブの指定された断面でのキューブ セル値を返します。ウィザードを使用して式を挿入するには、[Insert Formula] → [Value] メニュー又はリボン アイテムを使用します。
構文
XL3Lookup( Connection, [Hierarchy1], [Member1],…, [Hierarchy100], [Member100] )
パラメーター
| パラメーター | 説明 |
| Connection | 使用する接続番号。 |
| Hierarchy1,…, HierarchyN | 後続のメンバーが適用される階層の名前。たとえば、「Measures」や 「[Customer].[Customer Geography]」など。 |
| Member1,…, MemberN | 単一のメンバーの一意名または XL3Member 式。 |
例
この例は「Bicycle Sales」キューブに基づいています。
2004 年の収益を返します。
=XL3Lookup( 1, "[Time]", "[Time].[2004]", "[KeyFigures]", "[KeyFigures].[Revenue]" )
2003 年と 2004 年の収益の合計を返します。
=XL3Lookup( 1, "Time", XL3Member(1, "Time", "2003", "2004"), "KeyFigures", "Revenue" )
MDX を使用した XL3Lookup
MDX: 構文を使用してメンバーに対する MDX 計算を指定できます。
差異 (%) を計算する例。
=XL3Lookup( 1, "Channel", "Direct Sales", "KeyFigures", "Revenue", "Scenario", "MDX:(Budget-Actual)/Budget", "Time", "January 2003" )
前年度比 (%) を計算する例。
=XL3Lookup( 1, "Time", "2003", "Measures", "MDX:((Measures.Revenue,ParallelPeriod(Time.Year))-(Measures.Revenue))/(Measures.Revenue,ParallelPeriod(Time.Year))" )
