SQL クエリの結果を基にテーブル範囲を作成および更新します。
構文
XL3SqlArea( RunQuery, SendUpdates, Connection, OutputRange, Sql, Parameters, UpdateTableSql, PostUpdateSql, PostUpdateParameters, FormulaBasedColumns, OutputTotalRows, StartRow)
パラメーター
パラメーター | 説明 |
RunQuery | SQL ステートメントを実行すべき場合に TRUE が含まれるセル参照。実行が完了すると、セル参照は FALSE にリセットされるか、エラーが発生した場合はエラー メッセージが表示されます。このセルは通常、XL3Link() 式で制御され、ユーザーがセルをクリックすると TRUE に設定できます。 |
SendUpdates | データベースを更新すべき場合に TRUE が含まれるセル参照。実行が完了すると、自動的に FALSE にリセットされるか、エラーが発生した場合はエラー メッセージが表示されます。このセルは通常、XL3Link() 式で制御され、ユーザーがセルをクリックすると TRUE に設定できます。 |
Connection | データベースへの接続に使用する接続。ワークブックのリレーショナル接続の接続 ID 又は接続文字列のいずれかを指定できます。 |
OutputRange | SQL クエリの結果を含むセル。 |
Sql | 実行する SQL ステートメント。 |
Parameters | SQL ステートメントの各パラメーターに「?」が含まれている場合、渡すべきパラメーターを含むセル範囲を渡すことができます。セルの順序は、SQL ステートメントで出現する順序と一致する必要があります。 |
UpdateTableSQL | 実行する SQL ステートメントに複数のテーブルやストアド プロシージャが含まれる場合は、更新するテーブルの名前をここで指定できます。 |
PostUpdateSQL | データが更新され、さらに、ワークブックに再取得された後に実行される SQL ステートメント。 |
PostUpdateParameters | PostUpdateSQL に必要なパラメーター |
FormulaBasedColumns | ワークブックの読み込み時にオーバーライドされない列の名前を含む範囲のセットを渡します。これにより Excel の計算を含む列を使用でき、値はテーブルの保存時に計算されて列に格納されます。 |
OutputTotalRows | クエリによって取得される行の合計数を出力すべき Excel 範囲。これにより、ページャーを使用して結果にページ番号を割り当てられます。 |
StartRow | データ表示の開始位置を示す行番号。これにより、ページャーを使用して結果にページ番号を割り当てられます。 |
例
XL3SqlArea(B3,,1,B4,A1)
XL3Link を使用して B3 を TRUE に設定すると、A1 の SQL 文が実行され、クエリの結果がセル B4 に出力されます。完了すると B3 は FALSE にリセットされ、XL3Link による次の更新に備えます。