必要に応じて SQL ストアド プロシージャを実行できます。XL3Link と組み合わせて使うことで、実行をトリガーします。
構文
XL3RunSQLProc( ExcecuteSQL, Connection, ProcName, [Parameter1],..., [Parameter27])
パラメーター
パラメーター | 説明 |
ExecuteSQL | ストアド プロシージャを実行すべき場合に TRUE が含まれるセル参照。実行が完了すると、セル参照は FALSE にリセットされるか、エラーが発生した場合はエラー メッセージが表示されます。 |
Connection | データベースへの接続に使用する接続。ワークブックのリレーショナル接続の接続 ID 又は接続文字列のいずれかを指定できます。 |
ProcName | 実行するストアド プロシージャ |
[Parameter1],..., [Parameter27] | オプション - ストアド プロシージャに使用するパラメーター値。最大で 27 個のパラメーターを渡すことができます。 |
例
XL3RunSqlProc(B3, Variables!C2, C3)
XL3Linkを使用して B3 が TRUE に設定されると、C3 のストアド プロシージャが Variables!C2 に指定された接続文字列を使用して実行されます。完了すると B3 は FALSE にリセットされ、XL3Link による次の更新に備えます。Anaplan XL Web Edition でこれを使用するには、XL3Link のタイプが 3 (ウェブでの変更の送信を行うリンク) である必要があります。
名前付きパラメーターの問題
いくつかのデータ プロバイダー (SqlServer など) は、ストアド プロシージャの実行時に名前付きパラメーターを使用します。これらのデフォルト名は @Parameter1、@Parameter2 などです。
不適切な名前のパラメーターを避けるには、以下の対策が可能です。
- デフォルト名を付けたストアド プロシージャで目的のストアド プロシージャをラップして、それを呼び出します。
- ワークブックに Anaplan XL Custom OLEDB 又は Custom ODBC 接続を追加して、その接続を使用します。たとえば、OleDb の接続文字列は次のようになります。
Provider=sqloledb;Data Source=my-Server;Initial Catalog=my-Database;Integrated Security=SSPI