レポートのオブジェクトをその名前を基にリフレッシュします。 

これにより、オンデマンドでオブジェクトをリフレッシュできます。対象になるオブジェクトは、グリッド、テーブル、スライサー、スモール マルチプル、又はツリーマップです。

この関数は XL3Link 関数と組み合わせて使用することを想定しています。これはリフレッシュのトリガーとして利用できます。

XL3RefreshObjectsNamed( [RunRefresh], [Name1],…, [Name29] )

パラメーター説明
RunRefreshリフレッシュを実行するかどうかを指定します。これには TRUE 又は FALSE を含む別のセルへの参照を指定します。リフレッシュが実行されると、そのセルは FALSE にリセットされます。リフレッシュを実行するには、XL3Link を使用して対象のセルを TRUE に設定します。
[Name1],…, [NameN]リフレッシュするオブジェクトの名前。

この例では、セル $A$1 で RunRefresh 変数を保持するものとします。その後、「MyGrid」という名前のグリッドをリフレッシュします。

最初に以下の式で XL3RefreshObjectsNamed を作成します。

=XL3RefreshObjectsNamed($A$1, "MyGrid")

次に、以下の式でリフレッシュを実行するためのリンクを設定します。

=XL3Link(XL3Address($A$1),"Refresh My Grid",,XL3Address($A$1),TRUE)

リンクを選択すると、指定されたグリッドがリフレッシュされます。