Excel の Text()
関数で使用するために、書式テキストを米国英語からユーザーの現在のロケールに変換します。
論拠
Excel の Text()
関数では、書式文字列を引数として受け取ります。これは現在のユーザーのロケールによって異なるため、これらの式を含むワークブックを共有することが困難になります。
例
日付の年部分を $A$1 に表示したいのですが、ユーザーはフランス人であるため次の式を入力します。
=Text($A$1; "AAAA")
残念ながら、ワークブックをドイツのユーザーと共有すると、期待どおりの結果が得られなくなります。
解決策は、$A$2 に 2 番目の式を追加することです。
=XL3LocaliseFormatString("yyyy")
次に、当初の関数を以下に変更します。
=Text($A$1; $A$2)
これで、ワークブックを共有したり、ウェブに公開したりすると、書式テキストが正しい言語に翻訳され、常に年番号が表示されるようになりました。
参照
XL3LocaliseFormatString
に渡される形式は常に米国英語形式です。
プレースホルダー | 用途 |
"." | 小数点 |
"," | 3 桁の区切り文字 |
"y" | 年のプレースホルダー |
"m" | 月または分のプレースホルダー |
"d" | 日のプレースホルダー |
"h" | 時間のプレースホルダー |
"s" | 秒のプレースホルダー |