タイプを基にシートをリフレッシュします。これにより、オンデマンドでオブジェクトをリフレッシュできます。

この関数は XL3Link 関数と組み合わせて使用することを想定しています。これはリフレッシュのトリガーとして利用できます。

XL3RefreshSheetObjects( [RunRefresh], [SheetName], [RefreshGrids], [RefreshTables], [RefreshSlicers], [RefreshSmallMultiples], [RefreshTreemaps] )

パラメーター説明
RunRefreshリフレッシュを実行するかどうかを指定します。これには TRUE 又は FALSE を含む別のセルへの参照を指定します。リフレッシュが実行されると、そのセルは FALSE にリセットされます。リフレッシュを実行するには、XL3Link を使用して対象のセルを TRUE に設定します。
SheetNameテキスト。オブジェクトをリフレッシュするシート。
RefreshGridsTRUE 又は FALSE。すべてのグリッドをリフレッシュします。
RefreshTablesTRUE 又は FALSE。すべてのテーブルをリフレッシュします。
RefreshSlicersTRUE 又は FALSE。すべてのスライサーをリフレッシュします。
RefreshSmallMultiplesTRUE 又は FALSE。すべてのスモール マルチプルをリフレッシュします。
RefreshTreemapsTRUE 又は FALSE。すべてのツリーマップをリフレッシュします。

単に RunRefresh と SheetName パラメーターで式を呼び出し、すべてのタイプをリフレッシュすることもできます。

この例では、セル $A$1 で RunRefresh 変数を保持するものとします。グリッドだけをリフレッシュします。

最初に XL3RefreshSheetObjects を作成します。

=XL3RefreshSheetObjects($A$1, "Sheet1", True)

次に、リフレッシュを実行するためのリンクを設定します。

=XL3Link(XL3Address($A$1),"Refresh All",,XL3Address($A$1),TRUE)

これで、ハイパーリンクをクリックすると、ワークブック内のすべてのグリッドがリフレッシュされます。