必要に応じて SQL ストアド プロシージャを実行できます。XL3Link と組み合わせて使うことで、実行をトリガーします。

この関数では名前付きパラメーターを渡すことができ、サポートされている場合はテーブル パラメーターを渡すこともできます (現在は SQL Server)。

XL3RunSQLProc2( ExcecuteSQL, Connection, ProcName, [Parameter1Name], [Parameter1Value],..., [ParameterNName], [ParameterNValue])

パラメーター説明
ExecuteSQLストアド プロシージャを実行すべき場合に TRUE が含まれるセル参照。実行が完了すると、セル参照は FALSE にリセットされるか、エラーが発生した場合はエラー メッセージが表示されます。
Connectionデータベースへの接続に使用する接続。ワークブックのリレーショナル接続の接続 ID にする必要があります。
ProcName実行するストアド プロシージャ。
[Parameter1Name], [Parameter1Value]ストアド プロシージャに渡されるパラメーターの名前と値。10 ペアまで渡すことができます。

単一値パラメーターは、Excel のデータ型、文字列、又は倍精度浮動小数点数を使用して渡されます。

日付は、Excel で数値として保存する方法であるため、数値として渡されます。これらは convert(datetime, @numeric_value - 2)<2> を使用して DateTime に変換できます。SQL Server と Excel では異なる日付エポックが使用されるため、-2 が必要です。

範囲がパラメーター値として渡されると、Anaplan XL ではテーブル変数をストアド プロシージャに渡します。

Excel の列には固定の型がないため、すべての列が文字列型になります。int/float/datetime が必要な場合は、ストアド プロシージャで値を変換する必要があります。

すべての数値は en-US 形式になります。そのため、小数点は「.」になります。

テーブル変数のタイプと名前は、パラメーター範囲内の列の数に基づいて決まります。たとえば、範囲に三つの列がある場合、名前は XL3ParameterTable3 となり、次のように定義されます。

CREATE TYPE [dbo].[XL3ParameterTable3] AS TABLE( 

         [ParameterValue1] [nvarchar](100) NULL, 

         [ParameterValue2] [nvarchar](100) NULL, 

         [ParameterValue3] [nvarchar](100) NULL 

)

XL3RunSqlProc(B3, Variables!C2, C3, "@my_param", D2)

(XL3Link を使用して) B3 が TRUE に設定されると、Variables!C2 で指定された接続を使用して C3 のストアド プロシージャが実行されます。@my_param というパラメーターがセル D2 からの値とともに渡されます。完了すると B3 は FALSE にリセットされ、XL3Link による次の更新に備えます。Anaplan XL Web Edition でこれを使用するには、XL3Link のタイプが 3 (ウェブでの変更の送信を行うリンク) である必要があります。