指定されたメンバーの任意の範囲から一連の値を返します。セル内チャート式の OLAP データ ソースを提供する目的でよく使用されます。
ウィザードを使用して式を挿入するには、[Insert Formula] → [Data Series] メニュー又はリボン アイテムを使用します。詳細については、「データ系列の挿入」を参照してください。
構文
XL3DataSeriesLookup( Connection, MemberSet, Measure, Hierarchy1, Member1,…, Hierarchy100, Member100 )
パラメーター
| パラメーター | 説明 |
| Connection | 使用する接続番号。 |
| MemberSet | 返すセットを指定する XL3MemberSet 式。 |
| Measure | 使用するメジャー。 |
| Hierarchy1,…, HierarchyN | メンバーが適用される階層の名前。たとえば、「"Measures"」や 「"[Customer].[Customer Geography]"」など。 |
| Member1,…, MemberN | 単一のメンバーの一意名または XL3Member 式。 |
例
以下の例は「Bicycle Sales」キューブに基づいています。
2003 年の 12 ヶ月分の収益を返す式:
=XL3DataSeriesLookup(1,XL3MemberSet(1,"[Time]","[Time].[All].&[2003]","DescendantsAt","[Time].[Month]"),"[Measures].[Value]","[KeyFigures]","[KeyFigures].[All].&[Revenue]")
2003 年の 12 ヶ月分の収益の折れ線グラフを返す式:
=XL3SparkLineM( XL3DataSeriesLookup(1,XL3MemberSet(1,"[Time]","[Time].[All].&[2003]","DescendantsAt","[Time].[Month]"),"[Measures].[Value]","[KeyFigures]","[KeyFigures].[All].&[Revenue]") )
