渡されたメンバーとの関係に基づいてメンバーを返します。式のみを使用してメンバー間やレベル間を移動することで、階層内を移動できます。
式は組み合わせることができ、たとえば階層を上に移動し、到達したレベルに沿って移動するといった操作が可能です。
ウィザードを使用して式を挿入するには、[Insert Formula] → [Member Navigate] メニュー又はリボン アイテムを使用します。
構文
XL3MemberNavigate( Connection, Hierarchy, Member or Level, Relationship, [Index], [Hierarchy1], [Member1],…, [Hierarchy100], [Member100] )
パラメーター
パラメーター | 説明 |
Connection | 使用する接続番号。 |
Hierarchy | メンバーが適用される階層の名前。 「"[Customer].[Customer Geography]" 」など。 |
Member or Level | 開始位置として使用するメンバー又はレベル。 |
Relationship | 渡されたメンバー又はレベルと目的のメンバーとの関係。以下を参照してください。 |
Index | Relationship に指定したメンバーのインデックス。つまり、Relationship に依存します。 |
Hierarchy1,…, HierarchyN | 後続のメンバーが適用される階層の名前。たとえば、「Measures」や 「[Customer].[Customer Geography] 」など。 |
Member1,…, MemberN | 一つのメンバーの一意名、又は空ではないメンバーのみを返すよう指定した XL3Member 式。 |