オンデマンドでライトバックを実行できます。XL3Link と組み合わせて使うことで、実行をトリガーできます。

この構成は、ライトバック プロセスが時々遅くなる場合でも、任意の数のセルを分離して計算できるように考案されたものです。セルの最終的な計算結果はまとめて一括で送信することができ、計算と計算の間でライトバックが実行されるのを待つ必要がありません。

XL3DoWriteback( PerformWriteback, WriteValue, Connection, [Hierarchy1], [Member1],…, [Hierarchy100], [Member100] )

パラメーター説明
PerformWritebackライトバックを実行するかどうかを示すブール値 (TRUE 又は FALSE) を含む範囲への参照。そのセルの値はライトバック操作後に FALSE にリセットされます。
WriteValue書き込む対象の値。通常は Excel セル参照。
Connection使用する接続番号
Hierarchy1,…, HierarchyN後続のメンバーが適用される階層の名前。たとえば、「Measures」や 「[Customer].[Customer Geography]」など。
Member1,…, MemberN単一のメンバーの一意名または XL3Member 式。

この式を使うには、[Workbook Options] 画面でワークブックのライトバックを有効にする必要があります。

Web Edition では、XL3Lookup やその他の Anaplan XL 式を使用して、XL3DoWriteback のソース値を見つけることができます。XL3Lookup は XL3DoWriteback の後に実行されます。書き込まれるデータがキューブから取得される場合は、グリッドを使用する必要があります。