COUPNCD 関数は受渡日より後の次回の利払日を計算します。

たとえば、COUPNCD 関数を使用して、証券購入後の次回の利払日を特定できます。

COUPNCD(Settlement, Maturity, Frequency)

引数データ型説明
Settlement (必須)日付証券の受渡日: 証券が買い手に受け渡される日付
Maturity (必須)日付証券の満期日: 証券の支払期日
Frequency (必須)数値

年間の利払回数 

利息支払回数に応じて以下のいずれかの数値を入力します。

  • 年 1 回の場合は 1
  • 年 2 回の場合は 2
  • 四半期ごとの場合は 4

1、2、4 以外の値を使用した場合は空白の結果が返されます。

COUPNCD 関数は日付を返します。

現在、Polaris では財務関数を使用できません。Anaplan の計算エンジンの違いについてはこちらのリンクを参照してください。

  • 受渡日と満期日は 01/01/1900 ~ 12/31/2399 の間にする必要があります。
  • 満期日は受渡日より後にする必要があります。

COUPNCD

こちらの例では、二つの式で次回の利払日を計算しています。一つ目の式では Frequency 引数に 1 を使用しているため、利払回数は年に 1 回となります。二つ目の式では Frequency 引数に 4 を使用しているため、四半期ごとに利払が行われます。

Formula (式)説明結果
COUPNCD(DATE(2021, 1, 15), DATE(2024, 1, 15), 1)

この例では、利払回数が 1 (年 1 回) の証券について、受渡日より前の前回の利払日を計算しています。

受渡日は 01/15/2021 で満期日は 01/15/2024 です。

01/15/2022
COUPNCD(DATE(2021, 1, 15), DATE(2024, 1, 15), 4)

この例では、利払回数が 4 (四半期ごと) の証券について、前回の利払日を計算しています。

この例では、受渡日として 01/15/2021、満期日として 01/15/2024 を使用しています。

04/15/2021