WEEKVALUE 関数は別のライン アイテムを参照し、詳細な値の代わりに 1 週間の時間集計を返します。

たとえば、WEEKVALUE 関数を使って、ある週のなかで平均を下回る日次売上を特定できます。

WEEKVALUE(Line item)

引数データ型説明
Line item数字、ブール値、日付、時間軸、リスト、テキスト1 週間の時間集計値を参照するライン アイテム

WEEKVALUE 関数は参照するライン アイテムと同じデータ型の結果を返します。

  • WEEKVALUE 関数を含むライン アイテムでは、タイム スケールを日か週にする必要があります。
  • カレンダー タイプが週に基づいているモデルでしか WEEKVALUE 関数は使用できません。

Polaris では、WEEKVALUE 関数より大きいタイム スケールで結果ライン アイテムに WEEKVALUE 関数を使用することはできません。

Classic エンジンではこの場合に値 0 が返されます。

こちらの例では、「Product Sales」モジュールの行にライン アイテム、列に時間があります。「Product Sales」ライン アイテムのデータ型は数値で、「Day below average for week」ライン アイテムのデータ型はブール値です。

ブループリントでは、「Product Sales」の [Summary] 列の [Time Summary] が [Average] に設定されています。この式は、週の各日で平均を下回る値に対して TRUE の結果を返します。


4 Jan 215 Jan 216 Jan 217 Jan 218 Jan 219 Jan 2110 Jan 21Week 2 FY21
Product Sales200254122543233350431304.7

Day below average for week

Product Sales < WEEKVALUE(Product Sales)