COUPPCD 関数は受渡日より前の前回の利払日を計算します。

たとえば、COUPPCD 関数を使用して、買い手に受け渡される前の証券の直近利払い日を特定できます。

COUPPCD(Settlement, Maturity, Frequency)

引数データ型説明
Settlement (必須)日付証券の受渡日: 証券が買い手に受け渡される日付
Maturity (必須)日付証券の満期日: 証券の支払期日
Frequency (必須)数値

年間の利払回数 

利息支払回数に応じて以下のいずれかの数値を入力します。

  • 年 1 回の場合は 1
  • 年 2 回の場合は 2
  • 四半期ごとの場合は 4

1、2、4 以外の値を使用した場合は空白の結果が返されます。

COUPPCD は日付を返します。

  • 受渡日と満期日は 01/01/1900 ~ 12/31/2399 の間にする必要があります。
  • 満期日は受渡日より後にする必要があります。

現在、Polaris では大半の財務関数が使用できません。Anaplan の計算エンジンの違いについてはこちらのリンクを参照してください。

COUPPCD

たとえば、以下の式では証券の受渡日より前の前回の利払日を計算しています。こちらの例では利払回数が年に 1 回であるため、前回の利払日は 01/31/2014 となります。

Formula (式)説明結果
COUPPCD(DATE(2015, 1, 15), DATE(2018, 1, 31), 1)

この例では、利払回数が 1 (年 1 回) の証券について、前回の利払日を計算しています。 

この例では、受渡日として 01/15/2015、満期日として 01/31/2018 を使用しています。

01/31/2014