時間軸、又はモジュールの時間ディメンションの範囲内にある日付に対して INPERIOD 関数は TRUE の結果を返します。他のすべての日付に対しては FALSE を返します。
たとえば、INPERIOD 関数を使って、ある企業における昨年の新入社員を表示できます。
構文
INPERIOD(Date to test, Time period)
引数
引数 | データ型 | 説明 |
Date to test | 日付 | 時間軸または時間ディメンションの範囲内にあるかどうかをテストする日付 |
Time period (オプション) | 時間軸 | テストする時間軸 モジュールにディメンションとして時間がない場合、この引数は必須です。 |
INPERIOD 関数は結果をブール値で返します。
関数の最初の引数は時間軸ではなく日付にする必要があります。
例
こちらの例では、「Employee Details」モジュールの行にライン アイテム、列に「Employees」リスト、ページに時間があります。「Start date」の形式は日付で、「New employees FY21」の形式はブール値です。
式は FY21 の新入社員に対して TRUE の結果を返します。他のすべての従業員に対しては FALSE を返します。
Employee A | Employee B | Employee C | Employee D | |
Start date | 12/03/2021 | 5/06/2020 | 15/03/2021 | 17/08/2018 |
New employees FY21
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「Employee Details」モジュールのもう一つの例にはディメンションとして時間がありません。「Start date」の形式は日付で、「Month period」では時間軸の形式が月に設定されており、「Is in period?」の形式はブール値です。
「Start date」と「Month period」が正しい従業員に対して、式は TRUE の結果を返します。
Employee A | Employee B | Employee C | Employee D | |
Start date | 12/03/2021 | 5/06/2020 | 15/03/2021 | 17/08/2018 |
Month period | Mar 21 | May 20 | Mar 21 | Sept 18 |
Is in period?
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