YEARTODATE は 1 年の時間範囲のなかで一つの数値パラメーターの値を累積します。YEARTODATE はカレンダー タイプに基づいて各年の初日にリセットされます。
YEARTODATE を使って、異なる年の同じ期間どうしの売上を比較できます。
構文
YEARTODATE(Line item)
引数
引数 | データ型 | 説明 |
Line item to cumulate | 数値 | 1 年という期間内で累積するライン アイテム |
YEARTODATE 関数は数値を返します。
計算エンジンの機能の違い
Polaris では、タイム スケールが年のライン アイテムで YEARTODATE 関数を使用できます。Classic エンジンでは使用できません。
Polaris では、式集計方法を指定した状態で、ライン アイテムの式で YEARTODATE を使用することはできません。Classic エンジンでは使用できます。
構文の例
YEARTODATE(Sales)
制約
- ソースの Time Scale は Day、Week、Month、Quarter、又は Half-Year にする必要があります。
- モデルのカレンダー タイプが Weeks: General] の場合、この関数は使用できません。
例
以下の例では、半期ごとの売上に YEARTODATE を適用しています。
H1 FY18 | H2 FY18 | H1 FY19 | H2 FY19 | H1 FY20 | H2 FY20 | H1 FY21 | H2 FY21 | |
Sales | 78,545 | 63,239 | 67,883 | 72,045 | 84,671 | 69,229 | 76,532 | 67,807 |
YEARTODATE (Sales) | 78,545 | 141,784 | 67,883 | 139,928 | 84,671 | 153,900 | 76,532 | 144,339 |