NAME 関数を使用してデータをリスト アイテムからテキストに変換します。
構文
NAME(List item)
引数
引数 | データ型 | 説明 |
リスト アイテム | リスト | テキストに変換するリスト アイテム |
NAME 関数は結果をテキストで返します。
構文の例
NAME (Month period)
この式では月の期間がテキスト文字列として返されます。月の期間はライン アイテムで、結果は月の名前です。
同等の操作が行える Excel の式
例
「Time」での NAME の使用
この例は、NAME 関数を使って「Time」リストからテキスト形式のライン アイテムを返す方法を示したものです。
モジュールには 2020 年の月が表示されています。
NAME 計算関数は「Month」として書式設定されたライン アイテム「Month Period」に適用され、ライン アイテム形式の「Period Name Month」をテキストとして返します。
Formula (式) | 説明 | 結果 |
NAME(Month Period) | モジュール「Accounts Period」に企業の取引先の「Key Dates」と「Expiry Dates」が表示されます。 ライン アイテムは以下のとおりです。 Key Dates Expiry Dates ライン アイテムとその形式は以下のとおりです。 Period Name Month (テキスト形式) Month Period (時間形式: Month) | 式「NAME(Month Period)」ではライン アイテム「Month Period」の「Month」を特定します。次に、データ型がリスト アイテム形式のライン アイテムからテキストに変換されます。 「Period Name Month」ライン アイテムの「Key Dates」列と「Expiry Dates」列に結果が表示されます。 |
ソース モデル
Period Name Month:NAME(Month Period)
Accounts period
Key Dates | Expiry Dates | |
Period Name Month
| Feb 20 | Apr 20 |
Month Period | Feb 20 | Apr 20 |
NAME と他の関数の使用
NAME と他の関数を組み合わせて使用できます。この例は、NAME を使って製品名をテキスト形式で返す方法を示したものです。
Formula (式) | 説明 | 結果 |
NAME(ITEM(Products)) | この例では、ある企業が自社の衣料製品の「Product Margins」を調べています。 モジュールの名前は「Product Margins」です。リストの名前は「Products」で、列にあります。ライン アイテムが行に表示されています。 | 関数 NAME はライン アイテム「Product Name」を参照します。このライン アイテムは「Products」リストでリスト形式になっています。 この式では ITEM と NAME という二つの関数を使用しています。 ITEM 関数でライン アイテムのリスト アイテムが返され、NAME 関数でリスト アイテムがテキストに変換されます。 |
ソース モデル
Product Margins
T-shirts | Dresses | Sweaters | Trousers | Shorts | |
Annual Purchase | 328,765 | 238,976 | 348,432 | 349,876 | 467,831 |
Annual Sales | 404,876 | 289,743 | 401,239 | 378,765 | 502,349 |
Product Season | Summer | Summer | Fall | Fall | Summer |
同じシーズンの衣料品のランク付け | 4 | 6 | 4 | 6 | 3 |
Annual Margin | 76,111 | 50,767 | 52,807 | 28,889 | 34,518 |
Product Name
| T-shirts | Dresses | Sweaters | Trousers | Shorts |
「Product Name」ライン アイテムで返される値のデータ型はテキストです。