DAYS 関数は指定した時間軸の日数を返します。
たとえば、DAYS 関数を使用して、ある四半期の日数を調べることができます。
構文
DAYS([Period])
引数
| 引数 | データ型 | 説明 |
| Period (オプション) | 時間軸 | 日数を返す期間 |
DAYS 関数は結果を数値で返します。
追加情報
DAYS 関数を使用するライン アイテムが Time によってディメンション化されている場合は、Period 引数を省略できます。この場合、DAYS 関数は Time ディメンションの各時間軸の日数を返します。
Time によってディメンション化されていないライン アイテムで DAYS 関数を使用する場合、Period 引数を指定しないと関数でエラーが返されます。
例
時間ディメンションがある場合の例
Number of days in month
| |
| Jan 21 | 31 |
| Feb 21 | 28 |
| Mar 21 | 31 |
| Q1 FY21 | 90 |
| Apr 21 | 30 |
| May 21 | 31 |
| Jun 21 | 30 |
| Q2 FY21 | 91 |
| H1 FY21 | 181 |
| Jul 21 | 31 |
| Aug 21 | 31 |
| Sep 21 | 30 |
| Q3 FY21 | 92 |
| Oct 21 | 31 |
| Nov 21 | 30 |
| Dec 21 | 31 |
| Q4 FY21 | 92 |
| H2 FY21 | 184 |
| FY21 | 365 |
こちらの例では、モジュールに Time ディメンションと一つのライン アイテムがあります。ライン アイテムには引数が指定されていない DAYS 関数があるため、Time ディメンションの該当する各時間軸の日数が返されます。DAYS 関数は結果を数値で返すため、合計集計方法ではそれぞれの親時間軸内の日数が集計されます。
時間ディメンションがない場合の例
| Product A Launch | Product B Launch | |
| Month period | Feb 19 | Feb 20 |
| Quarter period | Q1 FY19 | Q1 FY20 |
| Year period | FY19 | FY20 |
Days in month
| 28 | 29 |
Days in quarter
| 90 | 91 |
Days in year
| 365 | 366 |
こちらの例では、ディメンションとしての時間がモジュールにありません。そのため、DAYS 関数を使用するには Period 引数を指定する必要があります。
二つの異なる商品の発売を説明するリストが列に表示されます。ライン アイテムが行に表示されています。上の三つのライン アイテムは形式が時間軸になっています。下の三つのライン アイテムは数値形式になっており、対応する時間軸の日数を計算するための式があります。