CODE 関数はリスト アイテムのコードを返します。

たとえば、CODE 関数を使って、式がリストの特定の従業員にだけ適用されるようにできます。

CODE(Item)

引数データ型説明
Itemリスト又は時間軸コードを返すリスト アイテム又は時間軸

CODE 関数はテキスト値を返します。リスト アイテムにコードがない場合、CODE 関数は空白値を返します。

Polaris では、Item 引数に時間軸値を使用すると CODE 関数で空白のテキストが結果として返されます。

Classic エンジン では、Item 引数に時間軸値を使用すると CODE 関数で時間軸値がテキストとして返されます。

リスト アイテムにコードを追加する際は、対応するリストのグリッド ビューからコードを手動で追加またはインポートできます。

LOOKUP

この例では、「Sales Commission Rates」モジュールの行にライン アイテム、列に「Sales Personnel」リストがあります。「Personnel Code」ライン アイテムのデータ型はテキストです。

式では ITEM 関数を使用して「Sales Personnel」リストのリスト アイテムを特定し、CODE 関数を使用してそのリスト アイテムのコードを返しています。


John JohnsonBarbara JonesHannah Smith
Length of Service (years)682
Commission Rate %3.25%3.5%2%

Personnel Code

CODE(ITEM(Sales Personnel))

SP001SP002SP003

この例では、「Income Statement」モジュールの行にライン アイテム、列に時間、ページに「Regions」リストがあります。「Personnel Code」ライン アイテムのデータ型はテキストです。「Sales Personnel」リストの「Sales Staff」ライン アイテムのデータ型はリストです。

式では CODE 関数を使用して、「Sales Staff」の対応するリスト アイテムのコードを返します。


Jan 21Feb 21Mar 21Apr 21May 21Jun 21
Sales StaffJohn JohnsonJohn JohnsonJohn JohnsonHannah SmithHannah SmithHannah Smith
Sales Commission 20,36610,30013,42220,0021,99915,698

Personnel Code

CODE(Sales staff)

SP001SP001SP001SP003SP003SP003