ADDYEARS 関数は年数を日付に加算します。
たとえば、ADDYEARS 関数を使って、顧客の契約終了日を表示できます。
構文
ADDYEARS(Date, number)
引数
引数 | データ型 | 説明 |
日付 | 日付 | 年を加算する日付 |
数値 | 数値 | 日付に加算する年数 |
ADDYEARS 関数は結果を日付で返します。
計算エンジンの機能の違い
Polaris では、Number 引数に値 NaN (非数) の値を使用した場合、ADDYEARS 関数で空白値が返されます。
Classic エンジンでは、ADDYEARS で使用される NaN の値は 0 と同等です。
追加情報
式で日付から年数を減算するには負の数値を使用します (例: ADDYEARS(Amended contract date, -2)
)。
同等の操作が行える Excel の関数
例
こちらの例では、「Contract Details」モジュールの行にライン アイテムがあり、列には「Customers」リストがあります。どちらのライン アイテムも形式は日付です。
この式は、顧客の契約開始日から 2 年後の日付を返します。
Customer A | Customer B | |
Contract start date | 01/01/2021 | 01/06/2021 |
Contract end date
| 01/01/2023 | 01/06/2023 |
日付に年と日を加算するには、式で正の数値を使用します。 こちらの例では、式が契約開始日から 1 年 7 日後の日付を返しています。
Customer A | Customer B | |
Contract start date | 01/01/2021 | 01/06/2021 |
Contract end date
| 08/01/2022 | 08/06/2022 |