OFFSET 関数では、選択したディメンションの現在の値の前または後の値が返されます。
階層的な従業員レベル間での給与データの比較、昇給の分析、昇進/降格のシミュレーション、給与ギャップのベンチマーク化を行うにはこの関数を使用します。
構文
OFFSET(Value to offset, Offset amount, Substitute value[, List])
引数
| 引数 | データ型 | 説明 |
| Value to offset | 数値、ブール値、日付、 時間軸、リスト、又はテキスト | 現在の売上など、データをオフセット又は取得する参照値。 |
| Offset amount | 数値 | 現在の参照値から移動する位置の数:正の値は前方へ移動し、負の値は後方へ移動し、ゼロでは現在の位置にとどまります。 |
| Substitute value | Value to offset と同じ | Offset amount で現在の参照値外または参照値を超える位置を指定する場合に返す値。 |
List (Polaris のみ) | リスト | 関数で操作するリスト。ターゲット ライン アイテムは、このリストと互換性のあるディメンションでディメンション化されている必要があります。 「計算エンジンの機能の違い」を参照してください。 |
OFFSET 関数は Value to offset 引数と同じデータ型で値を返します。
List 引数は必須ではありません。省略した場合、関数はデフォルトで時間ディメンションを使用します。含まれている場合は、ライン アイテムと互換性のある任意のディメンションを使用できます。
計算エンジンの機能の違い
| 動作 | Classic | Polaris |
| Offset amount が NaN の場合 | NaN 値は 0 として扱われます。 | Substitute value を返します。 |
| サポートされているディメンション | 時間ディメンションのみ | バージョン以外のディメンション |
構文の例
OFFSET(Base salary, Offset amount, 0, Employee levels)
追加情報
OFFSET は NONSTRICT モードの LEAD と同じ働きをします。
同等の操作が行える Excel の関数
例
例 1:テリトリー ティア間のノルマの比較
例 2:職位等級 (Job Grade) ごとの給与ベンチマーク
例 3:連結エンティティ間の純利益の照合
例 4:次回補充サイクルに向けた在庫予測