AVERAGE 集計関数はソース モジュールから一連の値を取り、結果モジュールで平均を返します。

たとえば、AVERAGE 関数を使用して、従業員による売上収益の平均を求めることができます。

Values to average[AVERAGE:Mapping, AVERAGE:Mapping 2, etc.]

引数データ型説明
Values to average数値Mapping 引数に基づいて平均を返す値
Mappingリスト、日付、時間軸

平均を返す値を決定するマッピング。ソース モジュールとターゲット モジュール両方でディメンションである必要があります。

この引数を繰り返して、複数のマッピングを指定できます。

AVERAGE 関数は結果を数値で返します。結果ライン アイテムでは、Mapping 引数で使用されるすべてのディメンションを共有する必要があります。

'Employee Details'.Sales Revenue[AVERAGE:'Employee Details'.Seniority, AVERAGE:'Employee Details'.Region]

こちらの例では、年齢と地域の組み合わせごとに売上収益の平均が返されています。

AVERAGE集計方法として使用することもできます。データ型が数値のライン アイテムで集計方法を使用できます。

AVERAGE 関数を使ってユーザー リストを参照できます。ただし、ユーザー リスト内の特定のユーザーは本番データであるため参照できません。

Mapping 引数と Values to average 引数でディメンションを同じにする必要があります。

AVERAGE

これらの例ではモジュールが二つ使用されています。一つが集計するデータを含むモジュールで、もう一つがそのデータに対して AVERAGE 関数を使用するモジュールです。

一つ目が「Employee salaries」モジュールです。このモジュールでは「Employees」リストが行にあります。各従業員の情報を含む複数のライン アイテムが列にあります。「Seniority」と「Region」の各ライン アイテムのデータ型はリストで、「Seniority」リストと「Region」リストにそれぞれ対応しています。


SeniorityRegionSalaryCount Value
Ben BlackbeardGrade 2Region A400001
Graham GreenacreGrade 1Region B220001
Lisa LimeyGrade 3Region C700001
Chris CollinsGrade 4Region B1400001
Miranda MauveGrade 2Region A500001
Tina TurquoiseGrade 4Region A800001
Peter PlumGrade 3Region A600001
Martina MustardGrade 2Region C500001
Brian BluebottleGrade 1Region D260001
William WhiteGrade 2Region A400001
Rita RedwoodGrade 1Region C240001
Oswald OchreGrade 4Region A800001
Brenda BeigeGrade 3Region C700001
Roger RedshanksGrade 1Region C240001
Sally SilverGrade 1Region D1000001
Gloria GoldGrade 3Region B620001

このモジュールでは「Region」リストが列にあります。行には、AVERAGE を使用して地域ごとに平均給与を計算する式を含むライン アイテムが一つあります。


Region ARegion BRegion CRegion D

Average salary by region

Employee Salaries.Salary[AVERAGE:Employee Salaries.Region]

58,33374,66747,60063,000


このモジュールでは「Seniority」リストが列にあります。行には、AVERAGE を使用して年齢ごとに平均給与を計算する式を含むライン アイテムが一つあります。


Grade 1Grade 2Grade 3Grade 4

Average salary by seniority

Employee Salaries.Salary[AVERAGE:Employee Salaries.Seniority]

39,20045,00065,500100,000


この例では、「Region」リストが列に、「Seniority」リストが行にあります。ページにはライン アイテムがあり、選択したライン アイテムには次の式があります。

Employee Salaries.Salary[AVERAGE:Employee Salaries.Region, AVERAGE:Employee Salaries.Seniority]

この式は、地域と年齢の組み合わせごとに従業員の平均給与を計算します。


Region ARegion BRegion CRegion D
Grade 1022,00024,00063,000
Grade 243,333050,0000
Grade 360,00062,00070,0000
Grade 480,000140,00000

こちらの例では、「Employee Salaries」モジュールの「Count Value」ライン アイテムで AVERAGE 関数がある式を使用して、地域と年齢の組み合わせごとに該当する従業員がいるかどうかを求めています。組み合わせに該当する従業員がいる場合、1 の値が返されます。SUM を使用した場合、地域と年齢の組み合わせごとに従業員の合計人数がカウントされます。使用する式は次のとおりです。

Employee Salaries.Count Value[AVERAGE:Employee Salaries.Region, AVERAGE:Employee Salaries.Seniority]


Region ARegion BRegion CRegion D
Grade 10111
Grade 21010
Grade 31110
Grade 41100