YEAR 関数は日付、又は時間軸を数値形式の年に変換します。
この関数を使えば、複数の年を比較してそれらが同じかどうかを簡単に確認できます。
構文
YEAR(Value to convert, [Time period method])
引数
引数 | データ型 | 説明 |
Value to convert | 日付、時間軸 | 数値としての年に変換する日付または時間軸 |
Time period method (オプション) | キーワード | 年を時間軸の最初、真ん中、最後のうちのどこから抽出するかを指定 |
Time period method 引数のキーワードは以下のとおりです。
- START (デフォルトの方法): 時間軸の最初の日付がある年を返す
- MID: 時間軸の真ん中に位置する日付がある年を返す
- END: 時間軸の最後の日付がある年を返す
YEAR 関数は数値を返します。
同等の操作が行える Excel の関数
例
以下は YEAR(Value to convert)
の例を示したものです。変換対象の値が「Product date」ライン アイテムと「Year period」ライン アイテムから取得されています。それぞれ日付形式と時間軸形式になっています。
Key dates | Expiry dates | |
Product released | 16/02/2016 | 23/08/2017 |
Year period | Feb 16 | Aug 17 |
Product year
| 2,016 | 2,017 |
Year number
| 2,016 | 2,017 |
2 番目は YEAR(TIME. 'Period')
の例を示したものです。ライン アイテムの代わりに明示的な時間参照を使用しています。
Key dates | |
Year Number
| 2,016 |
最後が Time period method 引数の効果の例を示したものです。明示的な時間参照とキーワードを使用することで、年の抽出元となる時間軸の日付を指定しています。
Product:Plums | |
Start of fiscal year | Week 1 FY2019 |
Year Start
| 2,018 |
Year Mid
| 2,019 |
Year End
| 2,019 |