QUARTERTODATE は四半期の時間範囲のなかで一つの数値パラメーターの値を集計します。
QUARTERTODATE を使って、前の四半期の注文と、現在の四半期の当日までの注文を比較できます。QUARTERTODATE は四半期間隔でリセットされます。
構文
QUARTERTODATE(Line item to aggregate)
引数
引数 | データ型 | 説明 |
Line item to aggregate | 数値 | 四半期という期間内で集計するライン アイテム |
QUARTERTODATE 関数は数値を返します。
計算エンジンの機能の違い
Polaris では、タイム スケールが四半期のライン アイテムで QUARTERTODATE 関数を使用できます。Classic エンジンでは使用できません。
Polaris では、式集計方法を指定した状態で、ライン アイテムの式で QUARTERTODATE を使用することはできません。Classic エンジンでは使用できます。
構文の例
QUARTERTODATE(Sales)
以下の例では、QUARTERTODATE で四半期ごとの売上を累積しています。
Jan 2021 | Feb 2021 | Mar 2021 | Apr 2021 | May 2021 | Jun 2021 | |
Sales | 88,425 | 92,680 | 91,368 | 86,328 | 97,763 | 94328 |
QUARTERTODATE (Sales) | 88,425 | 181,105 | 272,473 | 86,328 | 184,091 | 278,419 |
制約
QUARTERTODATE 関数を含むライン アイテムでは、タイム スケールを日、週、又は月にする必要があります。