MONTHTODATE は 1 か月の時間範囲のなかで一つの数値パラメーターの値を累積します。
MONTHTODATE を使って、先月の注文と、今月の当日までの注文を比較できます。MONTHTODATE はカレンダー タイプに基づいて各月の初日にリセットされます。
構文
MONTHTODATE(Line item to aggregate)
引数
| 引数 | データ型 | 説明 |
| Line item to aggregate | 数値 | 1 か月という期間内で集計するライン アイテム |
計算エンジンの機能の違い
Polaris では、タイム スケールが月のライン アイテムで MONTHTODATE 関数を使用できます。Classic エンジンでは使用できません。
Polaris では、式集計方法を指定した状態で、ライン アイテムの式で MONTHTODATE を使用することはできません。Classic エンジンでは使用できます。
構文の例
MONTHTODATE(Sales)
以下の例では、MONTHTODATE で各月の売上を累積しています。
翌月の最初の週である 5 週目で MONTHTODATE がリセットされます。
| Week 1 FY21 | Week 2 FY21 | Week 3 FY21 | Week 4 FY21 | Week 5 FY21 | Week 6 FY21 | |
| Sales | 38,621 | 42,609 | 46,458 | 43,779 | 35,211 | 40,943 |
MONTHTODATE(Sales) | 38,621 | 81,230 | 127,688 | 171,467 | 35,211 | 76,154 |
制約
- MONTHTODATE 関数のライン アイテム引数では、タイム スケールを日か週にする必要があります。
- モデルのカレンダー タイプが [Weeks: General] の場合、この関数は使用できません。
例
MONTHTODATE(Stock)
| Week 1 FY22 | Week 2 FY22 | Week 3 FY22 | Week 4 FY22 | Week 5 FY22 | Week 6 FY22 | Week 7 FY22 | Week 8 FY22 | Week 9 FY22 | |
| Stock | 4,188 | 3,543 | 3,967 | 4,297 | 4,024 | 3,827 | 4,216 | 4,388 | 3,635 |
MONTHTODATE(Stock) | 4,188 | 7,731 | 11,698 | 15,995 | 4,024 | 7,851 | 12,067 | 16,455 | 3,635 |
